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ビックリマン原画大全 画集発売日:8月23日 その数々の名キャラクターたちの原画を500 点以上収録!! ペンの塗りムラや下描きの線まで見る事ができるモノクロ絵と、 高精度の印刷で、生原画の質感をそのまま再現した贅沢な「ビックリマン画集」。 「悪魔VS天使シール」の絵を描き続けてきた、米澤稔 兵藤聡司完全監修。 そして、特典の特別描きおろしシールは、激レア! なんと…あのキャラが……!? 1988年3月公開。ビックリマンの劇場第1作。第2作に無縁ゾーンの秘宝がある。Amazonインスタントビデオが配信開始。 http //www.toei-anim.co.jp/sp/bikkuri-man/staffcast/index.html 監督 角銅博之 脚本 富田祐弘 作画監督 青山充 美術監督 浦田又治 撮影監督 池上元秋 特殊効果 山本公 編集 望月徹 録音 池上信照 音響効果 伊藤道広 選曲 佐藤恭野 音楽 有澤孝紀 演出助手 土居靖 製作進行 岩井隆夫 アニメーション制作 東映 Amazonインスタントビデオ:ビックリマン 第一次聖魔大戦 出演 鈴木富子 , 八奈美乗児 , 永井一郎 , 金丸日向子 監督 角銅博之 再生時間 0時間30分 公開年 1988 ■関連タイトル ビックリマン コンプリートDVD VOL.1 「ヘッドロココの章」 ビックリマンシール大全集 悪魔vs天使編 巨大ヘッドシール4枚付き ビックリマン原画大全 ビックリマン大全集 ANIMEX1200シリーズ ビックリマン 歌と音楽集 ビックリマンシール完全大百科
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東北クイズ愛好会 フェニックスはこんなところです 東北クイズ愛好会「フェニックス」は2005年3月に、東北のクイズプレイヤーを中心に結成されたサークルです。それまでは、東北クイズ愛好会(通称:TEQC)というサークル名で活動しておりましたが、サークルの更なる発展を願い「フェニックス」への改称を行いました。サークル名が「東北クイズ愛好会」で、その通称が「フェニックス」と覚えてください。ちなみに、「フェニックス」には「甦り・再生・リニューアル」という意味があります。メンバーの構成は仙台在住の社会人クイズプレイヤーを中心に、大学、高校のメンバーなどの若手、さらに山形や福島、秋田、青森在住のメンバーなどバラエティに富んでおります。問題間の雑談に花が咲きすぎてしまうのが玉に瑕(^^; 主な活動は月1回の「例会」です。「例会」では会員の誰かがクイズの企画担当者となり、ほかの会員がそれを大いに楽しむという活動が行われています。企画担当は持ちまわり制です。クイズに答えるのはもちろんですが、クイズを出す側に立つのも楽しいですよ。(^^) 例会が行われる時間帯はその日によってまちまちですが、朝11 00ごろスタートして夕方17 00に終了するというパターンが多いです。会場はおもに東仙台コミュニティセンターが使われています。次回例会の時間や会場については例会予定をご参照ください。 必要経費は会場までの交通費と会費(社会人500円・学生300円、企画者は免除)です。 参加してみたいなぁと思った方はこちらまでご連絡ください。基本的には「来るものは拒まず」の姿勢でおりますので、老若男女・クイズ経験いずれも問わず気軽にご参加ください。皆さんの参加を心よりお待ち申し上げております。m(_ _)m
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ビックリマンワールド 激闘聖戦士 【びっくりまんわーるど げきとうせいせんし】 ジャンル ロールプレイング 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 2MbitROMカートリッジ 発売元 ハドソン 開発元 アトラス 発売日 1990年7月27日 定価 6,800円(税抜) プレイ人数 1人 セーブデータ 3個 判定 なし ポイント シリーズゲーム化作唯一の純RPG作品 ビックリマンシリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 当時、子供達を中心に人気沸騰中であった『ビックリマン』シリーズのゲーム化作品のひとつ。 1987年~1989年に放送されていたアニメ第一作で展開されるストーリーを下地に、ロールプレイングゲームとしてのアレンジが施されているのが特徴。 特徴 新天地『次界』の探求を命じられた天使達の冒険を描くRPG ヤマト王子や聖フェニックスを始めとした、悪魔vs天使シールやアニメ第一作(以下原作と称する)でも中心人物として活躍した若神子が主役。 ランダムエンカウント・ターン制バトルによるオーソドックスなRPG。悪魔を倒して経験値とお金を稼ぎ、行く先々で仲間とアイテムを集めてストーリーを進めていく。 ストーリーは大まかに4つのシナリオと、それぞれのシナリオの舞台となるエリアで区切られている。エリアの要所では味方の司令官的な立場であるスーパーゼウスとシャーマンカーンが登場し、シナリオにおける目的を説明する役割を担う。 + 各シナリオの特徴 シナリオ1(天聖界):スーパーゼウスより次界探索の使命を帯びて旅立つヤマト王子。彼を中心に同じ使命のもと集った聖戦士達の前に、復活を果たした悪魔ヘッド『始祖ジュラ』が立ちはだかる。 シナリオ2(天安京):エリア全体が悪魔の襲撃を受けている巨大な町となっており、フィールドと同様にエンカウントする。聖戦士達は天聖界をおびやかさんとする悪魔ヘッド『ブラックゼウス』に対抗するため、聖ボット『ヘラクライスト』を目覚めさせなければならない。 シナリオ3(天聖門):次界へ向かう唯一の道である天聖門を開く力を求め、ゲート天使の力を借りる旅に出た若神子。一方、天魔界の悪魔達は若神子の次界行きを阻止するべく、最強の悪魔ヘッドを刺客として差し向ける。 シナリオ4(無縁ゾーン):天聖門をくぐった先は光の届かない広大な世界『無縁ゾーン』だった。長い修行を終えて帰って来た聖フェニックスを加え、次界を目指す若神子の旅は最終局面を迎える。 最大8人に及ぶ、当時の基準としては珍しい大所帯のパーティ 最初はヤマト王子1人だが、旅先でファンにはおなじみの聖戦士がパーティに加わり、最終的に8人パーティで冒険する。 パーティコマンドでは1人~4人の間で前衛・後衛の割り振りを行い、戦闘シーンは1ターン毎に前衛・後衛が交互に戦うことになる(*1)。 旅の心強いお供、お助けキャラ 聖戦士以外にも旅の仲間に加わる天使やお守りがおり、こちらは『お助けキャラ』として専用の名簿に登録される。 名簿入りしたお助けキャラは戦闘中、1ターンに1人呼び出せる。呼び出されたキャラは通常攻撃か専用技で援護してくれる。 呼び出せるのは1人あたり3回まで。『エネルギー館』を利用するか、特定の理力を使うことで消耗分を回復できる。 その他、本作の要素の数々 理力:一般的なRPGの魔法にあたる(*2)。攻撃や回復の他、特定のイベント進行に必要になるものも多い。 道具:回復アイテムやキーアイテムを使う。移動中のみ可能。 アイテムによっては 中身を「みる」 、 NPCに「わたす」 といったサブコマンドを活用するシチュエーションがある。 市販アイテムは店によって価格が変化し、先の街に進むほど高価になる傾向がある。 合聖:『合聖パワー』。いわゆる合体技。パーティの人数が増えると専用コストである『合聖ポイント』の上限が上がる。 イベントや特定の宝箱から習得でき、その多くはストーリー進行上欠かすことのできない重要な役割を持つ。 オートバトル:味方全員が通常攻撃を選択した状態で高速戦闘を行う。戦闘の進行がスピーディになり、雑魚を蹴散らすのに適している。 状態異常:多くは行動不能に陥るものだが『睡眠』『麻痺』のほかに『ふぬけ』『赤ん坊』といった比較的珍しいものも。 中でも他のRPGの混乱に相当する『悪魔』はプレイヤーの状態異常に留まらず、ストーリー上でも何度かお目にかかる本作らしい設定となっている。 全滅:味方全員が戦闘不能になると、リーダーのみ復活した状態で最後に立ち寄った記録の館(*3)からのやり直しとなる。 評価点 オーソドックスなRPGのスタイルで、ビックリマンの世界を堪能できる 登場人物はほぼ全てがシールやアニメにも登場したビックリマンのキャラ。 原作のストーリーラインやキャラ設定はそのままに、RPG向けに上手く料理している。 施設NPCもキャラ名は表示されないものの、概ねイメージに適した人選がなされている。 タイトル画面でしばらく放置するか、スタートメニュー画面から『ストーリーを見る』を選択すると、あらすじをビジュアル付きで見ることができるため、原作を知らない人でも安心してストーリーに入っていける。 キャラゲーとしてのビジュアルの完成度の高さ 敵味方問わず、登場キャラの多くに立ち絵が存在し、いずれも原作のビジュアルイメージを損なっていない。 元々2頭身キャラとファミコンのスペックとの相性が良かったのかも知れないが、キャラクターの持つ個性を十分に生かしつつ描き分けている点は特筆に値する。 パワーアップを果たすキャラは原作同様、パワーアップ前後両方の立ち絵が用意されている手の込みよう。 メリハリの利いたサウンドの絶妙な心地よさ BGMは世界観を反映させたポップス調のものが中心。華やかさには欠けるがシーンのテンションに合わせた小気味の良い作品が揃っている。 逆に効果音は総じてかなり派手なものとなっており、いぶし銀のBGMとのコントラストによって独特の爽快感を持たせている。 原作ファンがニヤリとできる細かいネタもバッチリ押さえている 特定のキーアイテムに対応した『アルバム』がいくつか存在する。キーアイテムを担当するNPCがアルバムに登録される様子は、さながらビックリマンシールを集めているかのよう。 回復アイテムには『ビックリマンチョコ』『ビックリマンアイス』『ビックリマンスナック』といった、当時展開されていた食玩の名称が使われている。 NPCとの会話に時折含まれる一見謎の文字列の多くは、原作シールにもあるオノマトペ(擬音語)にちなんでいる。 RPG初心者も取っつきやすい、ユーザーフレンドリーなシステムが多い シナリオ4を除くエリアの最序盤は結界で覆われており、特定の人物との会話を経て必要なアイテムを受け取らないと先に進めないようになっている。 戦闘シーンはオートバトル機能の存在もあって非常に快適に進められる。上述のサウンドも相まって悪魔を蹴散らす快感は上々。 レベルが上がるとHPとFP(*4)が全快する。 NPCのメッセージはそのほとんどがゲームのヒントに通じている。くまなく耳を傾けていれば自然とストーリーを進められるだろう。 移動中に回復のために道具か理力を使う際、回復が必要なメンバーのみが対象リストに表示される。 FPやアイテムのリソース上限はあまり潤沢とは言えないため、無駄撃ちしない仕組みが存在するのは非常にありがたい。 特定のキーアイテムは専用のアルバム1つにまとめられ、道具枠を圧迫しない。アルバムを「みる」と、今までどのNPCに会ったかがグラフィカルに確認でき、進捗が把握しやすい作りとなっている。 シナリオのボスを撃破すると、スーパーゼウスが褒美として死亡した味方全員を復活させてくれる。 賛否両論点 良くも悪くもRPGとしてはシンプルな点 キャラクターが強くなる方法が実質レベルアップ一択しかない。シンプルで分かりやすい一方、攻略上工夫の余地が少ないとも言える。 加えてキャラクターのレベルが水準に達しないと進めることのできないイベントもあいまって、要所要所でレベル上げを強いられるゲームデザインとなっている。 キャラのパラメータもHP・FP・攻撃力・防御力の4つのみと至ってシンプル。行動順に影響を及ぼす素早さは存在しない(*5)。 ステータス画面に表示される装備は、原作再現の都合上か装備変更が不可能な固有装備のみで、フレーバー以上の役割を成していない(*6)。 通貨である『ビック』は拠点での回復と、回復アイテムの補充に用いられるのみで、他のRPGと比較してもお金をやりくりする意義が非常に薄い。 シナリオの展開がワンパターン シナリオの大部分が「キーアイテムを持つNPCを訪ねて回り、エリアのボスを倒す」に集約されている。 形は違えど、全てのシナリオでこのサイクルを要求される構成になっており、お使いゲーの側面を強くしている。 せめてアニメのようなキャラ同士の掛け合いがいくらか再現できていれば、ファンにとっても嬉しい要素になったのが惜しい所。 お助けキャラの行動が運頼み 呼び出されたお助けキャラの行動をプレイヤーが指定することはできず、通常攻撃になるか専用技になるかは完全にランダム。 強力な通常攻撃を期待して呼び出すと、現在の敵には全く効果の無い専用技を行う、もしくはその逆のケースでコストを無駄に消費、というケースもまま見られるため、強力ではあるが頼り切りという訳にはいかない。 スタッフロールの終わりにプレイ記録が表示される、ちょっと珍しいオマケが存在する 内訳は平均レベル、倒した敵の数、全滅回数、リセット回数の4つ。 ただし、下記の問題点に挙げられた全滅ポイントによる全滅もキッチリカウントされる点には、理不尽という意見も存在する。 BGMについての賛否両論点 2~4小節のモチーフを繰り返すパターンのBGMが多く、BGM単体では飽きやすい傾向にある。 ボス戦のBGMがラスボスにも適用されている。雰囲気にはよく合っているのだが、専用曲が用意されていない点には残念がる声も。 問題点 専門用語に対するフォローに乏しい 登場人物・アイテム・理力といったあらゆる方面で専門用語が多い上に、説明がゲーム内で十分になされているとは言い難く、理解にはある程度原作を履修する事が求められる。 一見では意味を理解できない名称が多く、原作を知る者ですら違和感を感じさせる。 原作では、固有名詞にしばしば漢字やアルファベットを交えた独創的な当て字が用いられていたが、ファミコンのスペックの都合上、ひらがなとカタカナのみに置き換えなければならなかった故の弊害とも言える。 ユーザーフレンドリーなシステムに反して、シビアなリソース管理が求められる仕様 HPの減少に応じて攻撃の命中率が低下し、またFPが減少すると命中率の低下に加えて被クリティカル率が上昇する、独自の仕様がある。 このためHPとFPを高く保つことが攻略上で理想となり、FPを消費する理力を気軽に使うことができないというジレンマを抱えることになる。 道具の所持上限数がかなりシビア、上述のアルバムを差し引いてもやりくりに困るレベル。預り所のような道具を別枠で保管するシステムも存在しない。 『ふっかつボール』(*7)や『りりょくのみ』(*8)といった非売品が道中の宝箱から手に入ることがあるが、順当にゲームを進めていると所持上限からあぶれてしまうほど入手機会があるため、取捨選択に苦慮するプレイヤーが続出した。 合聖パワーは決まればいずれも強力な技ばかりだが、合聖ポイントの仕様が足を引っ張る。 パーティ人数に応じて合聖ポイントの上限が上がるが、死亡を始めとした状態異常に掛かったメンバーは人数に数えられない。つまり誰かが状態異常に掛かった時点でポイントの上限が下がり、その時点で上限を上回った分の合聖ポイントが消失してしまうのである。治療すればポイントの上限は元に戻るが、減った分はエネルギー館で回復しない限り戻らない。 加えて特定のボス攻略のためには、シールド破壊用の合聖パワーを温存する必要があるため、道中でむやみに乱発できないのも痛し痒し。 とりわけこのゲームは、ボスよりもザコ敵の方が厄介な特殊能力を持っていることが多く、「ボスをどう攻略するか」よりも「道中のザコ敵による消耗をいかに抑えるか」に攻略の比重が掛かっている印象さえ受ける。 理力の効果についての説明が不足している 複数の聖戦士が習得できる理力に『HPかいふく』『FPかいふく』が存在するが、一見同じ能力に見えて、キャラによって効果や消費コストが異なる。 一応説明書にもその旨の記述はあるものの、肝心の効果の違いについては説明がないため、プレイヤーが手探りで把握するしかない。 エンカウント率の高さ 多くの場合、直線距離において半画面分~1画面分の移動ごとの頻度で次のエンカウントが発生する。 拠点に帰還する用途での瞬間移動の手段はいくつか用意されているが、ストーリー進行上、主にキーアイテム集めのために右往左往させられるようなシチュエーションが多く、それが体感的なエンカウント率の高さに拍車をかけている。 エンカウントのあるエリアでBボタンを連打すると、その場で意図的にエンカウントを発生させる隠し技があるが、稼ぎプレイに有用かと問われると、元々のエンカウント率も相まってメリットを見出しにくい。 死亡者が出ると画面の文字が非常に見づらくなる ドラクエなどでも見られたが、プレイヤー側に死亡者が出ると、カラーパレットの関係で白い部分が一気に真っ赤になる。例えるなら『ドぎつくなった臙脂色』といった感じだろうか。 こうなると、HPやメッセージ欄などがすべて一気に真っ赤に染まるため、画面や文字が非常に見づらくなる。背景色が黒一色な戦闘画面なのも影響し、味方の残りHPの管理が視覚的に厳しくなってしまう。 意地の悪い全滅ポイントが多い 本作に登場するボスの多くは特定の合聖パワーでシールドを破らない限り、絶対に撃破できないようになっている。 そしてボス戦で逃げることは不可能であることから、もし合聖パワーを使えないと全滅orリセットでやり直すしかなくなってしまう。 エリア2に点在するダメージゾーンは、特定のイベントを経ないと一歩踏み入れるだけで致死量のダメージを受ける危険地帯。シナリオ進行上不可避な箇所に配置されていることから、フラグ管理の一環と取ることもできる(*9)。 + 更にシナリオ4では、対応を誤ると即全滅に繋がるポイントが複数個所に存在する…… 無縁ゾーンの中央を横断する『火炎ゾーン』。何も対策を取らずに突入すると全滅してしまう。突破には『キーアイテム』『聖フェニックスのパワーアップ』『かつ彼をリーダーにする』という3つの条件を満たす必要がある。 悪魔『もの魔ね』を助けると貰える『破壊スティック』。いかにも重要アイテムであるかのように渡されるが、実は罠アイテム。これを持った状態で次のダンジョン『新夢幻ゾーン』に入ると問答無用で全滅してしまうことに。誤って手に入れたら捨ててしまおう。直前のアメーバ(NPC)が「破壊スティックをもって新夢幻ゾーンに入ってはいけません」と教えてくれるが、そのNPCの近くにあるダンジョンがまさに新夢幻ゾーンというトラップである。因みに破壊スティックを『みる』で見てみると、ドクロの杖のような形状をしている為、勘の良い人はこれで罠アイテムだと気づくだろう。 ボス『大門魔』を倒した後の選択肢。メッセージを読み飛ばしてしまった結果、ゴールを目前にして出鼻を挫かれたプレイヤーも少なからず存在した。 いずれもRPGの基本であるNPCのメッセージにちゃんと耳を傾けることを心掛ければ全滅は回避できる。とは言え、話を聞かないプレイヤーへのペナルティとしては重すぎるのではないかという見方も。 総評 ゲームに不慣れな人も遊べるように設けられた、丁寧な導線とインターフェイス、制約の多いシステムの可能な範囲で詰め込まれた原作愛が光る。 ゲーム全体で見ると粗削りな作りが目立つが、より多くのプレイヤーにビックリマンの世界を楽しんでもらおうという、スタッフの熱意が感じ取れそうな一作。 旧ビックリマンの世界に興味を持ったならば、本作を手に取ってみるのも悪くないだろう。 余談 終盤のストーリーにおける原作との差異 原作のストーリーでは次界において天使と悪魔の戦いが更に激化するのだが、ゲームでは次界に到達した時点で大団円を迎える関係上、設定にいくらか差異が生じる。 ゲームで展開されるストーリーは悪魔vs天使シール1弾~11弾の範囲にあたり、それ以降の天使・悪魔ヘッドは登場しない。 その一方で、次界におけるメイン敵役の一人である13弾の悪魔ヘッド『ダークヘラ』が、最初から元来の姿であるプリンセスヘラ(*10)として登場。また本来15弾で登場するお守り『愛然かぐや』『黎元老守』などがヘッドロココの誕生に関わる形で前倒しで登場している(*11)。 遅きに失したファミコン化 PCエンジンのローンチとして発売された『ビックリマンワールド』(1987年10月30日)は、まさにブーム真っ盛りな時期だったこともあって注目度は高いながらハード自身がやや高めだったことからファミコンへの移植を望む声が多かった。 「ファミリーコンピュータMagazine」の「ファミコンにしてほしいソフト」(いわば移植希望)でも1988年頃では『カトちゃんケンちゃん』と並んで常に上位にいた。つまり形は違えどやっと「ビックリマンのゲーム」のファミコン化が叶ったことになる。 だが、この当時はそんなビックリマンブームもすっかり過ぎ去った後で本作のベースとなった前期アニメは既に終了して1年以上、後釜作品の「新・ビックリマン」も終了間近だったこともあって売上という点ではかなり劣ったものになった。 PCエンジン版は高額な新ハード購入の障壁をものともせずかなりの売上を記録したことを考えると、時機を逸したのはかなりの痛手だったと言わざるを得ない。
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ビックリマン原画大全 画集発売日:8月23日 その数々の名キャラクターたちの原画を500 点以上収録!! ペンの塗りムラや下描きの線まで見る事ができるモノクロ絵と、 高精度の印刷で、生原画の質感をそのまま再現した贅沢な「ビックリマン画集」。 「悪魔VS天使シール」の絵を描き続けてきた、米澤稔 兵藤聡司完全監修。 そして、特典の特別描きおろしシールは、激レア! なんと…あのキャラが……!? 1988年7月公開。ビックリマン 第一次聖魔大戦につづく劇場第2作。Amazonインスタントビデオが配信開始。 http //lineup.toei-anim.co.jp/ja/movie/movie_bikkuriman_muen/ 監督 佐藤順一 脚本 富田祐弘 作画監督 青山充 美術監督 浦田又治 検査 板坂泰江、坂本陽子 撮影監督 沖野雅英 特殊効果 河内正行 編集 片桐公一 録音 池上信照 音響効果 伊藤道広 記録 原芳子 音楽 有澤孝紀 監督助手 岩井隆央、和田裕一 アニメーション制作 東映 Amazonインスタントビデオ:ビックリマン 無縁ゾーンの秘宝 出演 鈴木富子, 高戸靖広, 山本圭子 監督 佐藤順一 再生時間 0時間45分 公開年 1988 ■関連タイトル ビックリマン コンプリートDVD VOL.1 「ヘッドロココの章」 ビックリマンシール大全集 悪魔vs天使編 巨大ヘッドシール4枚付き ビックリマン原画大全 ビックリマン大全集 ANIMEX1200シリーズ ビックリマン 歌と音楽集 ビックリマンシール完全大百科
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コンプリート( 12/6/28をもってキャラコンプ機能終了、それに伴いビックリマンメニューから削除) 第一弾天使シリーズ 聖卵の天使たち 神化した聖卵の天使たち 若き神子たち 目覚めし神帝 第一弾お守りシリーズ お助け札の仲間たち 神化したお助け札仲間 第一弾悪魔シリーズ 魔笛パワーの悪魔たち 神化した魔笛パワー 神化した悪魔渦 スピルーツor魔洗礼 無縁ゾーンの秘宝 BOSS 無縁ゾーンの秘宝 ボスヘッド_1 ナディア&メディア 次界警備隊 with ワープスライダー 誕生!メイドン天使たち 集いしレインボー神帝たち 魔因子感染! 遊撃神1/3 アタック一本釣パワーアップ!! 第一弾天使シリーズ 報酬 混合理魔力 対象 桃太郎天使 お救い観音 ゴッドマングース 三象法師 火除け如来 天神さま 花咲か仙人 成りキング 十字架天使 ヴィーナス白雪 水かける蔵!王 黄門天人 聖卵の天使たち 報酬 神帝マスク 対象 十字架天使 お救い観音 三象法師 花咲か仙人 金太ロボ神 くじら大帝 神化した聖卵の天使たち 報酬 聖神パシー 対象 クロスエンジェル お救いクィーン ブッダSANZO ゴッド花咲 金太神 大帝ホエール 若き神子たち 報酬 ビックリマンミニアルバム ※アルバム収録可能キャラ数が3増加 対象 ヤマト王子 → 開始時 or 4若神子解放後に、6日連続ログインボーナス 牛若天子 → 6日連続ログインボーナス 天子男ジャック → 開始時 or 4若神子解放後に、6日連続ログインボーナス 騎神アリババ → 開始時 or 4若神子解放後に、6日連続ログインボーナス 魯神フッド → 6日連続ログインボーナス ピーター神子 → 6日連続ログインボーナス 一本釣帝 → 6日連続ログインボーナス 照光子 → 7若神子解放後に6日連続ログインボーナス 若神子まとめ 開始時 ヤマト王子/天子男ジャック/騎神アリババから一人選択 6日連続ログインボーナス:序 牛若天子/魯神フッド/ピーター神子/一本釣帝入手可能 6日連続ログインボーナス:中 上記4人+ヤマト王子/天子男ジャック/騎神アリババ入手可能 6日連続ログインボーナス:終 上記7人+照光子入手可能 目覚めし神帝 報酬 スピルーツor魔洗礼 対象 ヤマト神帝 → ヤマト王子から神帝マスクで神化 牛若神帝 → 牛若天子から神帝マスクで神化 神帝男ジャック → 天子男ジャックから神帝マスクで神化 アリババ神帝 → 騎神アリババから神帝マスクで神化 神帝フッド → 魯神フッドから神帝マスクで神化 神帝ピーター → ピーター神子から神帝マスクで神化 一本釣神帝 → 一本釣帝から神帝マスクで神化 烈神照光 → 照光子に宝具神帝マスクで神化 第一弾お守りシリーズ 報酬 混合理魔力 対象 きびだんご三助 お助けさん ミスター助っ人 助太刀悟空 火消し助六 助勉 ココホレワン助 一発助役 ニンニク満助 小助セブン お祈り神父 助角さん お助け札の仲間たち 報酬 魔笛復活POWER 対象 お助けさん 助太刀悟空 ココホレワン助 ニンニク満助 氷山助 マサカリテクノ助 神化したお助け札仲間 報酬 幸七フェザー 対象 忍ニク満 ヘルプさん GOKUDON キャッチ1助 TEKUNO助 氷山一角 第一弾悪魔シリーズ 報酬 混合理魔力 対象 鬼ガシ魔 お邪魔王 妖怪スネーク魔人 トン魔戒 火炎魔動 鈍魔 悪魔爺 魔ル貧 魔人ドジキュラー お化ちゃ魔 男魔ザンゲ 代官魔 魔笛パワーの悪魔たち 報酬 ビックリマンミニアルバム ※アルバム収録可能キャラ数が3増加 対象 お邪魔王 トン魔戒 悪魔爺 魔人ドジキュラー オキアミ天魔 魔ク魔人 神化した魔笛パワー 報酬 偽神フード 対象 どらQ魔 邪魔キング TON魔 デビル爺 9魔兵 天魔蝦僧 神化した悪魔渦 報酬 六聖卵爆撃 対象 八魔鬼ング → 八魔オロチ OR 夜叉鬼ングを悪魔渦で神化 IDO弁慶 → 魔僧弁慶 OR 魔井DOを悪魔渦で神化 大層魔 → 大魔 OR 断層魔を悪魔渦で神化 怪鬼党賊 → 魔党賊 OR 怪鬼日食を悪魔渦で神化 矢鬼 → 魔矢 OR わら鬼を悪魔渦で神化 フックRO → 魔人フック OR 蜃鬼ROを悪魔渦で神化 魚水鬼 → 逃水鬼 OR 魔魚を悪魔渦で神化 スピルーツor魔洗礼 報酬 七つの新理球 対象 神化元 必要キャラ ヤマト神帝 → ヤマト爆神 牛若神帝 → 聖霊牛若 神帝男ジャック → 聖遊男ジャック アリババ神帝 → ゴーストアリババ 神帝フッド → 聖豊フッド 神帝ピーター → 聖幻ピーター 一本釣神帝 → 聖界一本釣 無縁ゾーンの秘宝 BOSS 報酬 悪ボットパーツ 対象 空魔 カラ魔ンゾ 魔鬼ソルト 守基素 大油師 九守 ※すべてイベント内でのみ入手可能 無縁ゾーンの秘宝 報酬 お助け札 対象 制空キング 海母精 聖シェル神 中和如来 予守 守PON児 リトマ守 地念魔 魔メーバー ※すべてイベント内でのみ入手可能 ボスヘッド_1 報酬 ビックリマンミニアルバム ※アルバム収録可能キャラ数が3増加 対象 聖フェニックス 聖フェニックス(聖衣化) スーパーゼウス サタンマリア シャーマンカーン サタンマリア(六聖球) スーパーデビル 始祖ジュラ ブラックゼウス ナディア&メディア 報酬 ビックリマンミニアルバム ※アルバム収録可能キャラ数が3増加 対象 不明 次界警備隊 with ワープスライダー 報酬 悪ボットパーツ 対象 ヤマトウォーリア → ヤマト王子から次代の基で神化 ベスタニャ → 牛若天子から次代の基で神化 ボルカンヌ → 天子男ジャックから次代の基で神化 ワープスライダーP → 騎神アリババから次代の基で神化 セレンス → 魯神フッドから次代の基で神化 ミネルンバ → ピーター神子から次代の基で神化 メルクリン → 一本釣帝から次代の基で神化 誕生!メイドン天使たち 報酬 ルーツ原子 対象 メイドン霊使 → 牛若天子からメイドン虹で神化 メイドン遊使 → 天子男ジャックからメイドン虹で神化 メイドン豊使 → 魯神フッドからメイドン虹で神化 メイドン幻使 → ピーター神子からメイドン虹で神化 メイドン界使 → 一本釣帝からメイドン虹で神化 集いしレインボー神帝たち 報酬 ビックリマンミニアルバム ※アルバム収録可能キャラ数が3増加 対象 聖Vヤマト → ヤマト爆神から七つの新理球で神化 聖Y牛若 → 聖霊牛若から七つの新理球で神化 聖O男ジャック → 聖遊男ジャックから七つの新理球で神化 聖Iアリババ → ゴーストアリババから七つの新理球で神化 聖Gフッド → 聖豊フッドから七つの新理球で神化 聖Rピーター → 聖幻ピーターから七つの新理球で神化 聖B一本釣 → 聖界一本釣から七つの新理球で神化 魔因子感染! 報酬 メイドン虹 対象 ゴッドマングース 成りキング あっ晴れ天子 バクテ裏闇 コケ裏闇 イバ裏闇 再魔リッチャー → 成りキング OR バクテ裏闇を混合理魔力で神化 再魔ファイター → ゴッドマングース OR コケ裏闇を混合理魔力で神化 再魔ブレーカー → あっ晴れ天子 OR イバ裏闇を混合理魔力で神化 遊撃神1/3 報酬 装着聖ボットパーツ 対象 チャックン神童 ロックン神童 イージー神童 アタック一本釣パワーアップ!! 報酬 エンパイア一本釣 対象 アタック一本釣(ハムラビ) → オーガス・一本釣からスピルーツギョンボウ2の守護で神化 アタック一本釣(タートル) → ブッ飛ばせ!アクイちゃん魂Pレベル30達成報酬 アタック一本釣(ギョンボウ) → レアガチャ( 12/5/16~) アタック一本釣 → レアガチャコンプ( 12/5/1~16) コメント 編集が苦手な方はこちらからどうぞ 古いコメントは/コメントログに格納されます。 テスト - テスト 2011-07-18 10 51 00 スピルーツor魔洗礼で神化 魔因子感染-ゴッドマングース、成りキング - 名無しさん 2011-10-24 14 37 35 魔因子感染 - あっ晴れ天子 - 名無しさん 2011-12-12 21 04 18 魔因子感染! - ゴッドマングース / 成りキング / あっ晴れ天子 / バクテ裏闇 / コケ裏闇 / イバ裏闇 / 再魔リッチャー / 再魔ファイター / 再魔ブレーカー - 名無しさん 2011-12-14 01 35 44 名前
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【チップ】 フェニックス 【読み方】 ふぇにっくす 【アイコン】 【種類】 ギガクラス 【系統】 炎属性 【入手方法】 ヒグレヤで購入 【派生チップ】 デスフェニックス 【PA】 なし 【登場作品】 『5 チームオブカーネル』 【英語名】 Phoenix 【詳細】 使用するとエターナル・フェニックスが出現。エリアの中央4列に炎を飛ばして攻撃した後、使用者の最大HPの30%分を回復させる。 『5』のチームオブカーネル版限定のギガクラスチップ。 映画の同時上映という形で共演した、デュエル・マスターズとのコラボチップ。 実際にデュエルマスターズで登場しているクリーチャーカード『龍炎鳳エターナル・フェニックス』がモデルになっている(文字数制限の都合で名前は省略されている)。 対のチームオブブルース版には暗黒王デス・フェニックスが限定チップとして収録されている。 また、ロックマンエグゼからは、「フォルテ」がゲストとしてデュエルマスターズのカードになっている。 攻撃と回復を同時に行えるギガクラスチップ。 フェニックスは自エリア最後列(一番左)に登場し、相手エリア最後列(一番右)以外のエリアを攻撃する。 炎は耐水中性能持ち。また穴パネルには発生しないため、自エリアが穴だらけだと相手にたくさんヒットさせやすい。 なお、フェニックスを呼び出すとエリア内の全ての置物・障害物は消滅する。 また、ナビ扱いではないらしく、ナビスカウトに引っかからない。クリーチャーだからか。 簡単に言ってしまえば「高火力・広範囲・超回復になり、罠耐性を得たギガクラス版ロール」。 相方であるデスフェニックスのような追加ダメージこそないものの、中盤に普通に購入できるギガクラスチップとしては十分過ぎる威力を持つ。 回復効果も最大HP依存となっているので、ピンチからの立て直しにも効果を発揮してくれる。まさに不死鳥。 コラボとして実装された両クリーチャーであるが、固有のグラフィックをそれぞれ用意すると容量が不足することが判明。 結局、エターナル・フェニックス/デス・フェニックスのどちらにも見えるような共通のグラフィックが用意され、発動時のエフェクトで差別化するように調整された…という裏話がある(オフィシャルコンプリートワークスより)。 データライブラリNo. 作品 前のチップ ← No. 「5」 ギガNo.05 バグチャージ ← ギガ06
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2015/03/06(金) 21 15 01.04 終了時間:2015/03/06(金) 21 38 35.10 参加人数:1 ビックリマンを元にした対戦格闘ゲーム。 ややこしいがスーパービックリマンを元にしたのではない。 とても簡単な格闘ゲームでした ちなみにしゃがみでガードです 確認できたコマンド(フェニックス) Yでパンチ Bでキック 前+Bでリーチの長いキック しゃがみYでしゃがみパンチ しゃがみBでしゃがみキック 前ジャンプ中にBでジャンプキック つかみ中にLR?で投げ あと必殺技もスレの方に教えてもらいました! 後ため前+YXで飛び道具 後ため前+XAで突進技 これだけです・・・非常に少ない・・・ で、この中で必要なのがジャンプキックとYかBと前Bでした ジャンプキックで近づく 敵が近くにいたらYかBで距離を離す 中距離になったらひたすら前B 離れすぎたらジャンプキック 以下ループだけで勝てます! 最初の敵 7回目の敵(ラスボス?) 撃破で終了! 短いゲームでしたね ED最後になぞのコマンドが・・・・
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スーパービックリマン 日曜日 8 30 - 9 00 朝日放送(テレビ朝日系) 放送期間 1992年5月17日 - 1993年4月4日 オープニング『スーパーフェニックス~光の世界へ~』 歌:草尾毅 エンディング『時の船』 歌:草尾毅
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ビックリマン大事界 【びっくりまんだいじかい】 ジャンル データベース 対応機種 PCエンジン CD-ROM2 発売元 ハドソン 開発元 ミュウテック 発売日 1988年12月23日 定価 4,980円 プレイ人数 1人 判定 なし ポイント ビックリマンシールのデータベースソフトデータベースというジャンルの確立時期的に登場が早すぎた ビックリマンシリーズリンク 概要 特徴 主なルール 評価点 問題点 総評 余談 概要 1988年にてハドソンがPCエンジンにリリースしたCD-ROM2用ソフト。 CD-ROM2タイトルとしては『ファイティングストリート』『No・Ri・Ko』(共に同年12月4日発売のローンチタイトル)に次いで本作が3作目となる。 俗にいうビックリマンシールのデータベースソフトであり、「遊ぶ」タイプのゲームではない。 収録内容はビックリマンシールの10代目にあたる「悪魔 vs 天使シール」の中から第1弾~第13弾までの全499枚にも及ぶシールのデータが鑑賞できる。 さらに特定条件を満たせば、ビックリマン世界の歴史が描かれたイベントシアターも鑑賞できる。 本作の前年に『ビックリマンワールド』というHuカードソフトがリリースされているが本作とは無関係である。(*1)。 一人プレイ専用。 特徴 登場時期が早すぎたデータベースソフト。 当時のゲームソフトとしての本作はあまりにも異質な存在であった。 今でこそ家庭用ゲーム機におけるデータベースソフトは携帯機中心で浸透しているが、このゲームがリリースされた時期はまだ「ゲーム機は遊べてナンボの存在」と概念が常識だった時代。 そういう時代にCD-ROM2の大容量を駆使し、今までの家庭用ゲーム機ではできないであろうデータベースに特化した作りがなされたのが本作である。 今までに前例のない内容であり、この路線で作られた本作には様々な賛否が分かれる事となる。 本作の主なナレーションボイス役として「見てちょんまげ」というキャラがいる。 担当声優はかの千葉繁氏である。 主なルール 概要でも述べた通り、本作はデータベースソフトであり、下記のクイズ以外ではまとまったゲーム性は存在しない。 ゲームの流れ。 ゲームを始めると12の空間で構成された「ビックリマンワールド時空MAP」という画面に移行し、指カーソルを操作して空間の選択ができる。 初期状態で選べる空間は「源層界」のみだが、ゲームを進めるにつれ残りの空間も選べる様になる。 別の空間でも同じシールデータが重複している場合もある。「次界口」「未層圏」は選んでも軽いナレーションが流されるだけで次画面には移行しない。 MAP内にて空間を選ばずにしばらく放置すると、ナレーションボイスにブチギレられた挙句タイトル画面に戻されるという謎のゲームオーバーペナルティがある。といっても、ゲームオーバー後も進行データがちゃんと残った状態での再開なので、やり直しの負担はあまりない。 + 空間の紹介 「源層界」…初期状態ではこの空間しか選べない。第1弾のシールデータが収録されている。 「天聖界」…第1~2弾のシールデータが収録されている。 「天魔界」…第1~3弾のシールデータが収録されている。 「ヘブンシティ」…第1~4弾のシールデータが収録されている。 「無縁ゾーン」…第2~5弾のシールデータが収録されている。 「次界ロード」…第6~9弾のシールデータが収録されている。 「ウイングパス流」…第7~10弾のシールデータが収録されている。 「螺エリア」…第9弾~11弾シールデータが収録されている。 「次界口」…空間の紹介がされるだけでシールデータは未収録。 「次動ネブラ」…第10~12弾のシールデータが収録されている。 「魔幻型」…第13弾のシールデータが収録されている。 「未層圏」…空間の紹介がされるだけでシールデータは未収録。 空間について。 各空間のどれかを選択すると、このゲームのメインとなるシールのデータベースが示されたノートを好きなだけ鑑賞できる。 画面内にはその弾の「天使シール」か「スーパーヘッドシール」のシール絵とそれに関する情報ページが表示されている。 ノートマークをクリックすると、その空間に収録された弾における他の天使かスーパーヘッドの情報ページに切り替えられる。 三すくみマークをクリックすると、その天使シールに対応した三すくみの「お守りシール」と「悪魔シール」の選択ができ、それらのシール絵や情報も拝める。 スーパーヘッドシールに関してはそもそも三すくみが存在しない(三すくみマークをクリックすれば「選択できない」といった趣旨のナレーションの愚痴は聞ける)。 クイズについて。 プレイ中の空間にて特定のページまで進むと、悪魔 vs 天使シールに関する三択クイズが発生する場合がある。 これに正解すれば「歴史の石」というアイテムが貰えるが、3回クイズにミスすると上記と同様にナレーションボイスにブチギレられタイトル画面に戻される(即再開できるのも同様)。ゲームオーバーのブチギレボイスはどう聞いても千葉氏の得意技であるアドリブっぽく、氏のお茶目っぷりが垣間見れる。 一応追記しておくと、ブチギレ以外ではちゃんとした演技をしており、熟練声優だけあってその演技力は上手い。 歴史の石は全部で13個存在し、それをすべて集めると下記のイベントシアターが解禁される。また、本作のスタッフロールも流される。 イベントシアターについて。 歴史の石を13個全部集めると、ビックリマン世界の歴史を紙芝居とナレーションボイスで説明してくれる「イベントシアター」が鑑賞できる。 歴史には複数の時代とチャプターが用意されているのでそれを選択してシアタースタート。各シアターはデータベース同様、いくらでも好きなだけ鑑賞が可能となる。 その他の情報。 バックアップ機能に対応しており、ゲームを終了(リセット)しても、セーブ環境が整ってさえいればそれまでのプレイデータを保存してくれる。 バックアップの他にもパスワード入力にも対応している。パスワード表示は空間のページ鑑賞中に表示されている。 評価点 ビックリマン世界の情報網が堪能できる。 約500ものシールのデータが収録されたボリューム感に加え、ビックリマン世界の歴史まで思う存分鑑賞できる。ファンにとっては非常に嬉しい内容であろう。 PCEの画像解析度では若干絵柄が粗い面もあるが、原作におけるシールイラストの再現度はかなり頑張っており、絵柄の雰囲気としては十分すぎる程に伝わる製作愛を感じる。シールイラストだけではなく、スーパーヘッドシールのホログラムまでぬかりなくそれっぽく再現されているこだわり様。 子供向け対象のソフト故の配慮として、画面内に表示される文章表示が大きめで、漢字にほぼすべてルビが振られている。当時のゲームではこういう配慮を行うのは珍しい。 CD-ROM2の性能を活かした有名声優陣のよるボイス演出もふんだんに取り入れられ、聴覚的な面でも豪華さが光る作品となっている。これは特別仕様なビックリマン本でも追いつけない要素である。 問題点 「ゲーム性が皆無な故に一通りデータを拝むと、よほどのファンでもない限りはプレイが長続きしない」という、データベースソフトとしての問題は避け様がない。 唯一のゲーム性のあるクイズに関しても、問題数が数える位にしかないおまけ程度のもの。ビックリマンの「ゲーム」としてはの価値は、はっきりいって期待できないだろう。 UI面に不備がある。 「指カーソルの移動速度がとろい」「好きなシールの一発検索機能がない」「ロードによるウエイトが頻繁にかかる」などの不備が多い。 データベースソフトとしても情報不足感が否めない。 ソフトの登場時期の関係上致し方ない事だが、本作におけるシールの収録データは13弾までしかなく、総計32弾(*2)が発売されたシールの中のうちの半分も満たしていない。 未収録分のフォローに該当するソフトリリースも期待されたが、残念ながらPCEにて本作の続編にあたるソフトは発売される事はなかったのが悔やまれる…。 総評 ゲーム機が純粋にゲームをやるためだけに存在した時代にデータベースというジャンルを生み出した本作の存在意義は評価に値するが、深く浸透する事はままならなかった登場時期の早すぎた不遇の作品といえる。 余談 説明書は折りたたみ式で、ゲーム説明の裏側ページは有名キャラが集合した書きおろしミニポスターとなっている。 壁などに飾れる説明書とはなかなか粋な作りである。 今の感覚では付いていそうなビックリマンシールの様な購入特典は残念ながら付属されていない。 データベース特化という意欲性は持っているものの、このゲームがリリースされた当時のPCE本体の価格はかなりの割高感がある。 PCE本体は24,800円、CD-ROM2システムは57,300円もかかり、ビックリマンファンにとって「割高の本体とソフト価格の壁」という障害が立ちはだっていたのが痛いところ。 後に、PCE本体とSUPER CD-ROM2システム(CD-ROM2システムの後継機)の一体型であるPCE Duoを購入することで、ある程度は緩和できたが、それでも59,800円もかかった。その後、ヘッドフォン端子とバッテリー端子を省いた廉価版のDuo-R(39,800円)やこれの更なる廉価版だが読込速度がアップしたDuo-RX(29,800円)が発売されている。 本作から約20年越しにて、ニンテンドーDSから『ビックリマン大事典』という、本作と同じ路線のデータベースソフトがリリースされた(発売メーカーはハドソンではない)。 こちらは悪魔 vs 天使シールの第1弾から第31弾のほぼ全体の完全網羅を実現し、本作では成し得なかった収録をやり遂げ、ファンからは重宝されている模様。 しかし、こっちはこっちで大きな問題点を抱えたゲームなので注意。詳しくはリンク先を参照の事。 CD-ROM2システムが発売された時はまだ消費税がなくCDやLPなどの音楽ソフトは『児童向け』を除いて物品税が課せられていた。そこで「CD-ROMは物品税がかかるのか?」という論議になったが、そこは税務署でこのソフトをデモンストレーションして「ほら、CD-ROMは児童向けだから非課税ですよ」と言い切って「CD-ROMは物品税の対象外」ということに無理矢理させた。もっとも翌年4月から消費税の導入が決まっていたので大目に見てもらっただけ、という説もある。
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